アンサンブル・ジュピター
Ensemble Jupiter

2005年、東京にて創立。
毎年春のスプリングコンサート及び9月の定期公演を軸に、有志で演奏活動を行なっている。


楽団名の「ジュピター」にはいくつかの意味が込められている。
第1回公演でモーツァルトの交響曲C-durをプログラムに取り入れたことが直接的なきっかけではあるが、
これはまた、音楽史上最も偉大な曲のひとつであり、多くの魅力に溢れるこの交響曲に
敬意を示したいという楽団の姿勢でもある。

また、同交響曲の完全性からこの愛称が付されたように、
「ジュピター」という表象は、
形而下的要素(アンサンブル)及び形而上的要素(音楽的内容)の渾然一体とした高みという、
楽団の目標・到達点でもある。
 
創立以降、主にモーツァルトやベートーヴェンの交響曲をプログラムの軸として、演奏活動を展開している。
2008年からは毎年春にスプリングコンサートを開催。 楽団員による室内楽公演も度々行なっている。




音楽監督 安藤亮
Music Director: Ryo Ando

1955年鎌倉生まれ。5才からピアノ、12才よりチェロを始める。
湘南高校、早稲田大学理工学部を卒業。
チェロを三谷広樹、菅野博文、アダルベルト・スコチッチ、
室内楽を福富俊一、原田幸一郎各氏に師事。
 
  1979年に早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団を創立。
卒団後も多方面に渡り同楽団に貢献しており、現在同楽団の相談役兼トレーナー。
第50回記念定期演奏会ではソリストとして小林研一郎氏と共演し、好評を博した。
 
室内楽シリーズ「Ryo's Bar」を1997年から、
演奏家仲間と早稲フィルOBによる「ニューイヤーコンサート」を1985年から開催。
アンサンブル・ジュピターでは音楽監督としてタクトを振る。